働く時、どんなことに満足感を得たり、どのようなやりがいを感じるかは人それぞれです。高い給料を得ることにやりがい感じる人の場合には、多少のハードワークも苦には感じないものです。困難な業務であっても、それが収入に結びつくとなれば踏ん張れます。つまり、収入がモチベーションを高め、業務に取り組む原動力となっているわけです。このように仕事に取り組む原動力となるやりがいには、様々な形があります。
たとえば、仲の良い仲間と一緒に働けるということも、やりがいを感じる一つのケースでしょう。気の置けない仲間と働いている時間そのものが楽しいわけです。仕事上の課題や問題点も、仲間と共に乗り越えることができるということが、やりがいにつながるのかもしれません。また、業務そのものが楽しいと思える場合もあります。特に技術職のように、一つのことを追求する仕事に従事する人にこのようなタイプが多く見られます。プログラマーやエンジニアなどに多く見られますが、自分の手掛ける業務に誇りを持つことができるからでしょう。サービス業の場合には、自分が提案したサービスが人に喜ばれることが嬉しいと感じる人も多いようです。より高いサービスを提供できるように、常に工夫することにやりがいを見出している人も少なくありません。
このように、個人の性格であったり、担っている業務によって、そこにどのような喜びや楽しさを見出すかには差がありす。しかし、仕事の中にやりがいと満足感を得られる人は、その仕事を長く続けることができますし、毎日も充実することでしょう。そのためには、自分の性格や仕事への手液性を的確に把握することが必要になります。